八紘為宇(はっこういちう)の神之旅②
さて、何故に「八紘為宇」なのか。
『日本書紀』の「八紘(あめのした)を掩(おお)ひて宇(いえ)にせむ」
八紘、すなわち四方と四隅(しぐう)。八方のこと。
全世界を一つの家のようにするとする語句。
(戸隠神社HPより「五社めぐり」)※緑が神道
今回、宝光社から奥社までの五社をめぐる神道を歩いて
不思議な感覚になったのです。
まるで龍の背のような感覚…
そう!
日本列島の背を歩いていたのです。
隠されたような不憫な場所。
そしてそれは標高の高い場所にあることで
大切な何かを守っているような戸隠。
十日前に巡った諏訪が
日本国の方位版に見えたのと重なるように。
長野が日本の中心で、
そしてこの戸隠が
日本列島に縮図のように思えたのです。
五社めぐりの神道を祈りの中で歩むことで
龍(日本国)が輝いていくさまが描かれ
私の心の奥で思い知らされていきました。
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